2007年10月06日 23:20
峩々は「入る・掛ける・飲む」という入浴方法が伝統的な湯治スタイルです。
そんな事もあり「日本三大胃腸病の名湯」と言われ続けております。
昔から消化器官の手術・退院後に旅館へ直行し、長期滞在療養される方はとても多いのです。
しかし、実は美肌効果の高い温泉である事はあまり知られていない。
ナトリウム・カルシウム・炭酸水素塩・硫酸塩泉
峩々温泉の温泉分析書には、こう書かれています。
炭酸水素塩泉＝「美肌の湯」
皮膚の表面を軟化させる作用
皮膚の脂肪や分泌物を洗い流す作用
「美肌の湯」としても有名です。
ただし、入浴後は、水分の発散がさかんになりますので、保湿剤などによるお手入れをおすすめします。
また、飲用することにより、利尿作用とともに、尿酸の排泄作用も活発化します。
また、胃酸を中和し胃の運動を高めるため、慢性胃炎にも良いとされています。
■炭酸水素塩泉 385.5mg
・皮膚の脂肪や分泌物を洗い流す作用
・肌表面をやわらかくして、古い角質や汚れを落としてくれる
■硫酸塩泉 229.8mg
・傷の炎症などを抑える鎮静効果があるといわれています。
・さらに他の成分と結びつくことで、肌の弾力やハリを高めてくれるうれしい温泉です。
■メタケイ酸 162mg！
・ほとんどの温泉に含まれている天然の保湿成分
・お肌の新陳代謝を促進してつるつるにしてくれる美肌成分
・胃の粘膜を修復する目的で胃薬にも使われている成分
・お肌のセラミドを整える作用が期待できます。
・この含有量が50mg以上なら、美肌に有効。
・100mg以上なら、強力な“美肌形成のお湯”といえます。
このマメ知識は他の温泉施設に行っても充分に役に立ちます。
普段、温泉分析書なんて見ない人もぜひチェックしてみて下さい。
そして、自分に最も合う温泉を探してみるのも旅の楽しみの1つになりますよね。